topspecial[わたしのおきにいり/ジャスティン・フィスケ]

カッターと木綿の糸と小さな穴をあけるドリル

TEXT&PHOTO_原田真千子
ジャスティン・フィスケ(Justin FISKE)
美術家
南アフリカ出身、同ケープタウン在住。
現在秋吉台国際芸術村レジデンス中。


 

ジャステイン・フィスケは大学で美術とデザインを、さらに別の大学で数学、応用数学、物理学、コンピュータサイエンス、政治や哲学を学びました。イギリスや南アフリカにおける美術館やエキスポ等の建築プロジェクトにおいて制作チームや登山学校でロープアクセスインストラクターを務める等の経験を持っています。現在は小石を糸で吊り下げた構造で、繊細に動く彫刻・インスタレーション作品を制作しています。秋吉台国際芸術村では、竹林や芸術村の建築空間などへサイトスペシフィックな展示を試みたいと考えています。

いつもポケットに入っている道具3点。カッターと木綿の糸と小さな穴をあけるドリル。この他にも、いつも胸に下げているのは考古学的な場所で発見したトレーディングビーズ(昔交易に使われていた青色ガラスのトンボ玉)、ケープタウンからわざわざもってきた自慢のリカンベント(足を前方に突き出して乗る自転車)、山登ラー必携のGPS、それから山口でかったデジカメG9。これだけそろってジャスティンの7つ道具かな。(はらだ)

 


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