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サイト・サイト・サイト プロジェクト(since 2000)

their site/your sight(since 2000)
池田朗子プロフィール



池田朗子個展のはなし
第一章 展覧会をはじめよう
第二章 展覧会をつくろう

第三章 展覧会をひらこう
第四章 展覧会は終わった



[オマケ]
池田朗子×藤田千彩
岐阜在住の池田朗子が、東京でするということ。

池田朗子が「サイト・サイト・サイト」を作るまで。

「サイト・サイト・サイト」とこれから。


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池田朗子個展のはなし

第二章
展覧会をつくろう

TEXT 藤田千彩

展覧会を開催するにあたり、決めなくてはいけないことは4つ。
作品を出す役割の作家・池田朗子とそれをどう見せるかという役割のキュレーター・peeler(藤田千彩+野田利也)が、話を進めていく。

■会場について
岐阜に住む池田と野田。space kobo&tomoの場所、レイアウトなど一切分からない。藤田は、現場の写真を取り、会場の展開図をFAXし、だいたいめどをつけてもらった。

■作品について

池田の作品「サイト・サイト・サイト」にはいくつかシリーズがある。その中で池田は、出身地であり現在も住んでいる「岐阜」バージョンを見せることにした。池田には身近である岐阜。同じ岐阜でも違う町に住む野田、岐阜は旅行でしか行ったことがない藤田、そして観客、皆それぞれ池田とは違う感覚を作品を通じて感じることだろう。

■展示方法について

池田の作品は映像作品である。
現代美術では決して外すことができない、映像というジャンルは、作品のポータブルさも魅力の一つだ。DVDプレーヤーさえあれば、どこでも見ることが出来る。第一章にも触れたとおり、「ひっそりと見せたい」(2/9池田からのFAX)という気持ちは3人とも一致した。

■広報活動について
N-markという活動をやってきた野田は、DMや宣伝をしたからといって展覧会に足を運んでもらえるなど、ダイレクトに反応があるとは限らないと気づいていた。また、藤田も毎日のように送られてくる展覧会のハガキにもったいなさを感じていた。そこで今回は、あえてDMを送らないことにした。必要な人にはプレスリリースをメールあるいはそれを出力して郵送する。その他にはメールを使って告知をする、ということにした。

(写真上/サイト・サイト・サイト#00)


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