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サイト・サイト・サイト プロジェクト(since 2000)

their site/your sight(since 2000)
池田朗子プロフィール



池田朗子個展のはなし
第一章 展覧会をはじめよう
第二章 展覧会をつくろう

第三章 展覧会をひらこう
第四章 展覧会は終わった



[オマケ]
池田朗子×藤田千彩
岐阜在住の池田朗子が、東京でするということ。

池田朗子が「サイト・サイト・サイト」を作るまで。

「サイト・サイト・サイト」とこれから。


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今回peelerは「アートそのもの」を皆さんへお届けする機会にめぐまれました。
この度「銀座space kobo&tomo 階段下」を使い、池田朗子個展「サイト・サイト・サイト」を開催します。
池田は、1972年生まれ、名古屋、京都、ロンドンでの学生生活を経て、現在、出身地である岐阜で制作活動を行っています。
飛行機にかたどった「ブルータック」(練り消しゴムのような素材)を、彼女の旅の移動手段である飛行機やバス、電車などの車窓へ貼り付けてそこを流れゆく風景の映像作品を作っています。
その旅は日常的な生活圏から、海を越えた場所への特別なものまで様々ですが、どれも等しく車窓というフレームにカットアップされ作家自身のメタファーのようにブルータックの飛行機がその中心に鎮座しています。
今回の展示は、「サイト・サイト・サイト」シリーズにおける、池田の住む街・岐阜バージョンです。作家自身にとって最もリアリティのある場所、しかしその作品を観賞する人間にとっては最も遠く未知の場所である岐阜を舞台とした「サイト・サイト・サイト 岐阜バージョン」を通じてpeelerが感じる現在の美術に対しての疑問を提示します。
銀座の画廊に展示をしているということは、必ずしも万人が足を運ぶ要素ではありません。社会におけるアートの存在のマイナーさを象徴しているでしょう。あるいは、空を飛ぶはずの飛行機を元に映し出される風景が、地下に存在する小さなスペースで見られることは、当たり前のことばかりではない世の中を表しているように感じます。
今回、peelerは、webという形で世界に対して発信しながら、このような閉塞的な場所で展示を行います。地域限定かつアート関係者しか出入りしない画廊をはじめとするアートスペースに対して持っている疑問や、美術が持つ独特の敷居の高さをどう解決できるのか、実験的試みも含めて、池田朗子展を開催したいと考えます。

(写真上/サイト・サイト・サイト#00)

PEELER企画
池田朗子個展 「サイト・サイト・サイト」


2005年3月7日(月)〜13日(土) 12:00〜19:00
space kobo&tomo
東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビルB1F
http://www.spinn-aker.co.jp/kobo/us-guide.htm
(地下鉄有楽町線銀座一丁目駅10番出口徒歩1分)


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