農業地域に各地から作家が集まり、「農」をテーマにした展覧会が開催されることは、珍しいことではなくなりました。そこには、「農」の外から内へ注がれる作家や鑑賞者の目や発見、意思を感じさせます。対して、酪農を営みながら美術活動をされている松野真知さん(福岡県浮羽市在住)は、「農」を「ART」へ転化することで、「農」と「アート」の社会的価値を外部に向けてアプローチしているように見受けられます。この内から外へと流れようとする作品の意思の根源は何でしょうか。現在千草ホテル(北九州市八幡区)で、「松野真知展/LIGHT OF DAY」を開催されている松野さんにお話しを伺いました。
Interviewer 友利香
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