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第21回・現代日本彫刻展のご案内 vol.1
 
  今晩、ここで寝るんですか〜
    PEELER 読者の皆さん
こんにちは
宇部の友利 香です

いよいよです。
第21回・現代日本彫刻展』が始まります。
期間:2005年10月1日(土)〜11月13日(日)
於:宇部市野外彫刻美術館(山口県宇部市常盤公園内)

宇部の野外彫刻展は、まちづくりの視点をもった日本で最初の彫刻展として、1961年に始まりました。
1965年より「現代日本彫刻展」と題し、ビエンナーレ形式で開催され、今回で21回目を迎えます。
また、出品作品は、招待作家・公募展選出作家、各10名ずつで構成されています。
公募展の様子は、PEELER 創刊号(2月)にレビューを書きましたから、ご覧になってください

 

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  これは前回(2003年・第20回展)の会場風景です。
美しい公園内でしょ。
芝生の中、オレンジ色の作品が、日本の野外彫刻の幕開けとなったと言える「向井良吉・蟻の城」です。
1962年の作品ですが、時代がどう変わろうと、周囲にどんな新作が置かれようと、負けない新鮮さ、強さを持っています。
湖の中に見える白い帆は、もう、おわかりですね。
ハイ。新宮晋の作品です。(大賞受賞)

 

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  現在の会場風景です。
現在設置作業中ですが、少しご紹介を。(タイトル未発表)

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ローマ在住・長澤英俊の作品。
無垢の鉄7本を組んだだけの構造。留め金は・・・?あれ?ありません。
「大丈夫!絶対に崩れません。真上から見てください」(作家談)
長澤さんの設置さばきは、実に、鮮やか!スマートでした。さすがベネチア作家!
過去にベネチア・ビエンナーレ日本代表の経験を持つ作家としては、他に伊藤公象・田中信太郎が出品します。

 

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  野外展示は初めてという北郷悟の作品。あいかわらず、美しい。
これは、貴重な作品です。と言いますのも、北郷さんの野外作品は、今後、見ることはできないかも・・・。
(これは、見るべきですよ。前回の佐藤時啓の作品も、彼にとっては、最初で最後の彫刻作品ではないか、と言われてますからね)
 
   
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トムオール(アメリカ)の作品。
非常に強いエッヂで風景の中に風景を描いていますね。
長澤英俊・北郷悟が西洋哲学的臭いを感じさせるのに対して、実におおらか!アメリカ的!

 

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現在、設置途中のヤノベケンジ作品。
ポンコツのタイムボカンみたいなのを地下に埋めちゃいましたね。
ということは、これは・・・?

あらっ、おしゃべりし過ぎました?今回はこのへんで。
8月末日に、全20点の作品が設置完了の予定です。
次回、また紹介させてくださいね。

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