top
\
special
[わたしのまちのアート/岡山]
地域を選ぶ
インデックスページ
栃木
埼玉
愛知・岐阜・三重
京都
岡山
山口
福岡
沖縄
リスボン
わたしのまちのアート
岡山県
おいでんせえ岡山、燃えろ岡山、晴れの国岡山、そんな岡山。
TEXT 藤田千彩
私のふるさと・岡山。
私は岡山市の生まれ育ちで、5歳くらいまで岡山市街には住んでいましたが、岡山市郊外を転々としたせいで、実はあまり詳しくありません。
そんな私が、カメラをぶらさげて、岡山の町をぶらぶら。
久しぶりに見た岡山は、どねぇなら?(どうでしょう?)
a)
b)
c)
d)
e)
f)
g)
h)
岡山駅に到着。
降りてすぐ、地上には西雅秋の作品が。ってどこ?
この待ち合わせゾーンが、作品なんです。(a)
床には、岡山の市町村の名前が入ったレリーフがはめこまれています。(b)
岡山の町は、「駅前」とそこから市内電車やバスに乗っていく「表町(おもてちょう)」の2つの繁華街があります。
おっと!MOMOという市内電車が来ましたよ!(c)
もし表町まで歩くなら、いくつか道がありますが、駅前から伸びる「桃太郎大通り」を歩いてみましょう。
この道には、地元の彫刻家・蛭田二郎の作品が並んでいます。(d)
いろいろな像が道に並んで、歩くのも楽しいですよ。
おっ!地面にこんなのが!(e/f)
岡山は桃太郎伝説の発祥地と言われているだけあって、あらゆるところに桃太郎がいるんです。
途中、「西川」というゾーンがあります。小さなせせらぎを感じられる川が流れ、その川ぞいには彫刻作品などが並んでいます。 (g/h)
i)
j)
k)
l)
m)
n)
o)
p)
q)
r)
やがて右手にシンフォニーホールが見えてきます。(i)
すごい立派な音楽ホールです。
このあたりが岡山の繁華街「表町(おもてちょう)」の入口であり、
「城下」地区
とも呼ばれています。別名、岡山カルチャーゾーンと名づけられています。
たとえば・・・
peapleに登場した島村敏明さんを
インタビュー
した場所である岡山市立オリエント美術館(j)、、岡山県立美術館(k)、岡山市民会館(l)などなど。
たこ公園(m)もありますよ、カルチャーじゃないけどね!
そして最近の岡山カルチャーを担っているのは、オランダ通り。(n)
若手作家を紹介するギャラリー「
すろおが463
」(o)をはじめ、ギャラリーやカフェが並んでいます。
その近くにできたのが「ルネスホール」。(p)
ここもホールがあり、ギャラリースペースとしても使われています。
ほかにも写真はないけど、改装中だったシネ・クレール(ミニシアターです)、いくつかギャラリーがこの界隈にはあります。
久しぶりに歩いたけど、小さな町なのにいくつも文化的施設があるなあと思いました。
というか・・・
<余談1>
岡山の新聞・テレビは、毎日必ず美術関係の情報を伝えている!!
たとえば展覧会がはじまりました、こんな作家がいます、などなど。
明治期から画家を多く輩出する岡山という土地柄でしょうか、美術系の情報発信はどこの町よりも盛んに行われているように感じます。
ということは、見る人や見る場所も多いということだと思います。
<余談2>
岡山市郊外の大元駅前にある病院の入口です。(q)
これ、眞板雅文の作品ぢゃん・・・!
<余談3>
岡山市立オリエント美術館にある喫茶室「イブリク」の名物「アラビックコーヒー」。
「イブリク」とはこの「アラビックコーヒー」をカップにそそぐ入れ物のこと。(r)
ようわかったじゃろ?岡山はやっぱりカルチャーの街なんじゃー。
明治期からようけ美術家も出とるしな、音楽も演劇もダンスも盛んなんでぇ。
となりの市・倉敷も大原美術館をはじめ、アートがぎょうさんあるけん、ぜひぜひ足を運んでつかーさい。
おいでんせぇ、岡山!!
著者プロフィールや、近況など。
藤田千彩(ふじたちさい)
1974年岡山県生まれ。
大学卒業後、某通信会社に勤務、社内報などを手がける。
美学校トンチキアートクラス修了。
現在、「ぴあ」「週刊SPA!」などでアートに関する文章を執筆中。
http://chisai-web.hp.infoseek.co.jp/
top
|
news
|
reviews
|
columns
|
people
|
special
|
archive
|
what's PEELER
|
writers
|
newsletter
|
mail
Copyright (C) PEELER. All Rights Reserved.