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[週末芸術 Vol.03/栃木]
週末芸術 Vol.03
HAT cafe外観
案内看板
“週末”の現在
〜可能性の先に見えたもの〜
TEXT
横永匡史
2006年5月、宇都宮に「週末芸術」と題したイベントが誕生した。
これは、現代美術を志す若手作家への発表・交流機会の提供を目的としたイベントであり、その内容については以前
レビュー
したとおりだが、そのレビューは、次の一節で締めくくられている。
この「週末芸術」は、10月に「週末芸術 Vol.02」として、今回同様に3週連続の展覧会の開催が予定されている。今回のVol.01の出展作家はすでにある程度の実績を積み上げている作家が中心だったが、Vol.02では若手作家の他、市内の現役の学生の出展なども予定されているという。
このHATという特色ある空間の可能性と、まだ見ぬ若い作家の可能性がかけ合わされるとき、どのような化学反応が起こるのか、注目していきたい。(PEELER2006年6月1日号「
review/週末芸術 Vol.01
」より)
正直に告白すると、このときはまだVol.02以降の開催は大いに不安であった。どのような作家が出展し、どのような展示になるのかが未知数だったからである。「可能性」とは、すなわち良くも悪くもなり得る、という意味に他ならないのだ。
果たしてVol.01で感じさせてくれた可能性の先には何があったのか、昨年10月のVol.02を経て今回開催されたVol.03の模様を追った。
牛腸まり子
5/12〜13
飯嶋英晶
5/19〜20
吉田尚美
5/26〜27
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週末芸術 Vol.03
HAT
(栃木県宇都宮市)
2007年5月12日〜27日
主催:週末芸術 /イシカワアツコ(アートコーディネータ), シオダシンゴ(建築家)
著者プロフィールや、近況など。
横永匡史(よこながただし)
1972年栃木県生まれ。
2002年の「とかち国際現代アート展『デメーテル』」を見て現代美術に興味を持つ。
現在は、故郷で働きながら、合間を見て美術館やギャラリーに通う日々。
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