アートセンターのビルのゴミ捨て場にある、ストリート系ミュージアムの名残、石垣克子「Open the Door〜コルクな仲間」。こっそり街に溶け込むのがコンセプトであるのに、ゴミ捨て場の中といえども、ものすごく目立っている。押さえてゴミ捨て場の中を選んだのかもしれないが、彼女の創作意欲は溢れ出して、企画の意図を超えてしまった。だが、さすがはこの島、問題ないみたい。
会期中は電飾もきらきらして、そのうえゴミ捨て場の中に石垣自身が常駐し、コルクを使ったワークショップを開催。どんどんコルクの仲間が増えていき、ビルの住人からは「きれいすぎてごみが捨てられない。」との苦情?多数。