topspecial[全国一斉アートツアー京都エリア報告]
全国一斉アートツアー京都エリア報告



39アートの日参加企画
PEELER全国一斉アートツアー京都エリア報告

TEXT 藪中いずみ

マンガと昼寝とお日さまと。
 3月10日、一日遅れの39アートツアー。結局、京都は申し込みの方がいなかったので、相棒をさそって二人で行ってきました。
 訪れたのは京都国際マンガミュージアム。昨年11月、もともと小学校だった建物がリノベーションされて、図書館の機能をもったマンガの博物館としてオープンしました。(館長は養老孟司氏です)開催中の「GUNDAM〜来るべき未来のために」展を見物。「GUNDAM」が血肉になっている世代の情熱に感服しつつも、その熱気に少々あてられてしまったことも否めません。

   
 

 マンガ文化とアートの関係性について眉間にシワを寄せて議論することも大切ですが、このミュージアムにはまず、マンガの世界に没頭できる「器(うつわ)」が用意されています。たっぷりの蔵書に、かつて子どもたちが集っていた場所ならではのあたたかい雰囲気。なかでも私が一番気に入ったのは前庭です。広々とした芝生になっていて、しかも人工芝なのでゴロゴロし放題。実際、親子連れや恋人同士が楽しそうに過ごしている姿はなかなかに微笑ましく、今度は私も、マンガを読んで、疲れたら太陽の光を浴びて昼寝して、またマンガを読んで・・・そんな一日を過ごしてみたいなと思いました。

京都国際マンガミュージアム


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